「"力"と"自由"ある 私を、思い出す」(ケース例①)

セッションでのご相談です。

……………

家族と同居していて、自分の時間やスペースがない。

お金を稼いで旅をしようかと思い、先日から短期アルバイトを始めている。

だが、1日8時間働きづめで、暑く、マスクもせねばならず、しんどい。

アルバイト先の店で居心地悪い音楽がかかり続けていて、それがずっと耳に残っている。

…………

オーラが曇っていて、お顔にも生気がない状態でした。


セッションでは、

一緒に瞑想をして、まず、自分がとても心地よくいられる場所をイメージ。

そして、その中で、気持ちよくいられる自分を自由に空想してもらいました。


すると、イルカやクジラと泳ぐ自分が出てきたり、龍になって空から海へ向かって降りたりと、ダイナミックなイメージが出現してきました。


「あぁ、わたしは龍だったのか…」と、一言。 

深くこころが動いて、思い出した、というのが伝わってきて。


「忘れられてて、哀しかったよ」と。

涙を流されて、スッキリ、自分を取り戻したようなお顔になられていました。


………

わたし達は、本来、巨大な龍にも、女神にも思える無限のエネルギー体なんですよね。

それくらい、意識体としては大きな存在なのだけど、

日々の色んな感覚を鈍麻させて、自分を押し殺す中で、忘れてしまう。

この、小さな「わたし」が「わたし」だと思いこんで、その枠の中で生きている。


きっと、胸の内にある本当の願いは、

「本来の(龍であるくらい、大きく偉大な)わたしを、思い出したい」

なんでしょうね。


その自分でいさえすれば、どんな行動をしようとも、良い選択ができる。

感覚が鈍麻してくると

その中でしていく行動や選択も、どんどん本来の自分から逸れたものになっていく。

自分の感受性を麻痺させて、奴隷のように働く自分を、仕方ないと受けいれ、

いのちたる自分を追いやり、

自分の生気がなくなり、活力がなくなり、しんどくなったりする。

(そうした活力のない自分自身の姿にも、気づけなくなる)


本当の願いは、

「お金が欲しい」じゃなくて


『本来の"感性"、"力"、"自由"のあるわたしを、思い出したい』ということ。


そのために、


『わたしは、自分が自分に戻れる、時間とスペースが欲しかった』 んですよね。


(旅をしたいという欲求も、きっとそこから出ているのだと思われます)


自分に戻りさえすれば、いつだって、

どこまでも自由で偉大な、「龍たる自分」に、戻ってゆける。


誰かと常に一緒に居続けたり、お金のために自分を鈍麻させる仕事を続けて、

1人になれる時間とスペースが確保されないと、

「自分の」本音や願いが、いつの間にやら隠れて分からなくなってしまうことがある。


知らず知らずのうちに、相手や環境に影響を受けてしまうのが私たちの常で、

相手や環境に合わせすぎてしまったり、

本当は辛いことも、自分の本来の体やこころを鈍麻させて、分からなくなってしまう。

(本当は嫌なことも、続けざるをえないから、感覚も鈍らせなくてはやっていけない)


人の気持ちに敏感な人ほど、相手(環境)に合わせて、そうなりやすい。


想像以上に、わたしたちは、環境から影響を受けてしまいます。



だから、1日の内、たとえ30分でも、

自分1人になって、休息する時間はとても大切。

それは、車の運転中かもしれない。

散歩することかもしれない。

土に触れることかもしれない。


自分、に戻るために。

自分に戻りさえすれば、わたし達は、いつでも何時でも、自分が必要としていることが

すっと、分かるから。


(私は、セッションで『結界を張る』、ということをお伝えしています。

 自分で居つづけられるよう、意識で訓練をします)


静かに、瞑想で自分の中と深く深くつながりさえすれば

驚くくらいの、大きな大きな自分に、自分が、出逢ってゆける。

そうした自分と、本当は、ずっとつながり続けていたいんですよね。


「忘れていてごめんね。

 気づいてあげられなくて、ごめんね。

 やっと思い出せたよ」


そう、声をかけてあげられて、どれほど、内側の自分は、ほっとしたでしょうか。


わたしたち、何度も忘れやすいから、

何度も、思い出せるように。


ずっとずっと、癖付けていけたらいいと思います。


………

このセッションの大切なもう一つのポイント

「望みは、複数、叶えていい」について

それは明日に続きます。


自分の望みが分からないな…と思ったら、

相談してくださいね。

一緒に見つけていきましょう。

望みとは、常に、必ず、自分の中から湧き続けています。



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愛を込めて

本丸愛子(ほんまるあいこ)

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