*セルフヒーリング トレーニング
~どこまでも自分で自分を癒し、力づけ、可能性を拓き続けていく~
本来、誰もが、自分自身のヒーラー(healer=治癒する人)です。
自分自身が、自分を治癒させ、慈しんで育ててゆくことのできる存在です。
自分にしか自分をレスキューすることはできないし、
逆に言うと、自分になら、自分をレスキューすることができます。
わたしたちは、
自分で自分を繊細に感じ取り、
自分の中に秘められた、でも確かにあるニーズをくみ取り、
それに十分なだけの水やりをし、育み、
身体と精神の健やかさを培ってゆくことができる。
自分という木が大きく育つなら、自然に
葉が茂り、花と実を実らせ、
人や動物たちが日差しをよける木陰ができ、人が満たされる食べ物を実らせることができる。
自分の存在するその場から、周囲へとあらゆる優しい慈愛と滋養が広がっていくことは、自然発生的に起こります。
そして、そうした慈愛の木が発する豊かで大きな波長に、周囲の人も環境も、また同調していくでしょう。
どこまでも、感覚を研ぎ澄ませ、
知覚を拡大し、自分で自分を知り、あらゆる自分を慈しんでゆくこと。
痛みや傷や恐れを含め、自分の知らなかった未知の闇の部分も、全て、
自分の一部であるものを、丁寧に包み含め、
育てていくことが
わたしたちの大切な仕事であり、
全ては、そこから始まります。
自分自身になら、どんな病も、心身の不調和も、バランスを取ってゆく舵取りができます。
存在するものを見つめていき、気づかなかった存在に気づき、慈しむことができたときに、
過去に想像だにしなかった、変容と展開の無限の可能性がひらかれてゆきます。
全体性(whole, holistic)へと向かう動きが、healです。
過去記事 「全体性へ」
わたしたちは、人生の様々な変遷の中、内的な変動と外的な変動との間でバランスを取り続けようと動き続け、
それぞれの全体性へと、さらには自然界全体への全体性へと向かい続けています。
さて、人間の「手」には、驚く力があるのをご存じですか?
皮膚にそなわった「触覚」という知覚。
皮膚が感じる刺激は、「熱さ」「冷たさ」「痛さ」「圧」などがあり、
それを知覚細胞が感じ取っています。
私たちの体の中で、
最もこの知覚細胞が多いのが、「手のひら」です。
だから、「手のひら」というのは、一番敏感で、繊細で微妙なことを感じ取れる。
赤ちゃんは、抱っこされることで安心して泣き止みます。
不安や緊張を感じたとき、わたしたちは頬に手をあてたり、手をさすったりして、こころを落ち着かせます。
お腹が痛いときは、お腹を撫でます。
動物は、傷があるところを舐めます(つまり舌で触れます)。
「触れる」とは、いずれも身体に自然に備わった、本能的ともいえる行動です。
古代ギリシャの医聖ヒポクラテスは、「触れる」行為を重視しており、手当ての効果に関するいくつかの論文も発表しました。
皮膚とは、人体で最大の臓器。触覚という知覚反応は、こころ(脳)に与える影響も非常に大きいといわれています。
ふれてもらうと、きもちいい。痛いところに手を当てると、痛みも、和らぐ感じがしますね。
実際に、触れることによって、痛みの感覚(痛覚)は、緩和されます。
この、「きもちいい」の感覚が、とっても大切になります。
「きもちいい」 という感覚は、
身体のセンサーが、その場が「安心、安全で、心地よい」 という信号をキャッチできる環境の中に身を置いた、
ということになります。
そうすると、動物の本能として、戦う相手がいないのでもはや緊張する必要がないため、副交感神経が優位なリラックスモードになります。
そうすると、痛みによって引き起こされていた身体の緊張が、緩みます。
緩むと、身体のエネルギーは、身体を修復させる方向性へと一気に舵を切って総動員し、細胞たちは嬉々として、
不調和の部分の修復へと働いてゆきます。
さらにこの手当ての技術を修練させてゆくと、
炎症や腫瘍も、それらの固執化したエネルギーが緩み、自然治癒し、寛解してゆくことを助けることができます。
「手当て療法」や「ヒーリングタッチ」、「セラピューティックタッチ」といった、「手で触れる」をベースにした治療法は
世界各国で行われており、現代においても難病や終末医療における緩和ケアとしても活用されています。
あらゆる痛みや病気を未然に防ぎ、発生した痛みや病気が癒えてゆく無限の可能性が
このシンプルな「手で触れる」方法にあります。
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また、「氣」というエネルギーの存在は、ヒーリングの根幹となる役割を果たします。
東洋医学では「氣」、
アーユルヴェーダでは「プラーナ」、
古代ハワイでは「マナ」と呼ばれる存在です。
宇宙のどこにでも偏在する、目に見えないエネルギーで、生命の根源的な力と考えられています。
古代から世界中の人々がその不可思議な存在を追求し、
医療や健康の維持・増進のためへと活かしてきました。
どこにでも偏在するこの「氣」の力。
私たちの身体の中にも存在し、
私たちの体を動かし続け、
精神を動かし続け、
そして、この環境中 (空気中に、自然の中に)、ひいては宇宙空間の中に満ちています。
自分自身をそぎ落とし、動き回っていた思考と身体を鎮めてゆき、
身体と、呼吸
このシンプルな存在に意識を集約させてゆくと、
「氣」の動きや流れを感じられるようになっていきます。
この非常に微細なエネルギーが、
すなわち、治癒のエネルギーです。
健康や精神統一、自分自身の養生(セルフケア)、武道のトレーニングの一環としても、
「氣」の流れを調えてゆくことが、非常に有効でパワフルに働きます。
姿勢と動き、呼吸、瞑想を統合した状態は、精神生理学的な側面からも非常にポジティブな効果が得られます。
一度覚えれば、一生使える、
自分を滋養し、育て、ケアしていくための大切な方法です。
ぜひ、トレーニングで習得してみてくださいね。
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オンラインのこのセルフヒーリングのセッションでは、
下記を目指してトレーニングしていきます。
《ゴール》
どこまでも自分で自分を癒し、力づけ、可能性を拓き続けていくための、
基本的な「手」と「氣」の力の使い方を学ぶ
《内容例》
(受けられる方の目的と、ヒーリングの修練度によって、内容は少しずつ変わります。
1回のミニセッションでは、下記の中から1~2つが目安とお考え下さい)
・自分自身の「氣」を感じ (エネルギーボールを作り)、必要な場所にヒーリングを行う
・自分自身の身体のエネルギーの動きをよりよく観察する
・手のひらの感覚を研ぎ澄ませる
・感情をからだのどこで感じているか? 知覚する
・自分自身のオーラフィールドを知覚する
・呼吸に集中し、どんなときにもある静けさと内なるエネルギーの動きを観察する
・エネルギー中枢であるチャクラの開花、流れるバランスの調整をする
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《期待されること》
【身体面】
・痛みの軽減(頭痛、関節痛、腰痛 etc)
・風邪、やけど、切り傷など
・手術前・手術後の回復を早める
・免疫力の活性化
【精神面】
・ストレスや緊張の緩和、リラクゼーション
・不安、恐怖からの解放
・ネガティブな感情の受容、リリース、変容
・自己肯定感、自己尊厳力を高める
・自分を信じる力を強め、より目的に向かって進める力強さを手に入れる
【たましい、人生全体へ向けて】
・スピリチュアルな能力の開花、促進
・自分自身の高次の自己(ハイヤーセルフ)と繋がる力を促進
・過去のトラウマによる身体が記憶した痛みの変容
・クリエイティビティを開花
・より直感力を豊かにする
本セッションはこちらです。
シンプルなことこそ、奥義は深いです。
こんなにシンプルに、パワフルに、自分の手一つで
癒しが起こっていくんだ、ということを
ぜひたくさんの方に知っていただけたらと思っています。
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